レースラベンダーの育て方・増やし方

その他のラベンダー

レースラベンダーの他にも、ラベンダーには色々な種類があります。「アングスティフォリア系」は、英語で「イングリッシュラベンダー」「トゥルー」「コモン」などと呼ばれています。一般的に知られているラベンダーはこの種類です。

 

寒さには強い種類ですが、高温多湿な夏を苦手としています。そういう理由からも、北海道にこの種が多いようです。

 

「ラバンディン系」は、スパイクラベンダーとアングスティフォリア系を交配させて誕生したものです。この系統のラベンダーの特長は成長が早いことです。また、花穂も大きくきれいな色の花を咲かせます。ただし、種が出来ませんので挿し木で増やすことになります。

 

「ストエカス系」は、フレンチラベンダーとも呼ばれています。丸みのある花穂の先端には、ウサギの耳のような苞葉とよばれるものが付いています。種は花後に花穂にできます。暑さには強く、寒さにも強いといわれています。

 

「デンタータ系」は、ラテン語で「歯のような」と言う意味があり、その葉を実際に見てみると、歯のようにギザギザした切込みがあることがわかります。薄紫色の苞葉があるのが特徴で、花の色がちょっと変わったりすることがあります。他のラベンダーに比べると育てやすい種類であり発根率もよいようです。挿し木によって増やしていきます。